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歪んだ形やウェーブ型の結婚指輪の手作りはワックス製作

ワックス製作なら自由に様々なデザインの結婚指輪を初心者のお客様でも簡単に手作りすることが可能です。大阪府下からお越しのお客様ですが、今回のお客様も自分たちの好きな形の結婚指輪を手作りして頂きました。

お二人が気に入って頂いた指輪の形はS字型で、かつ表面が捻じれてメビウスの輪のようになった複雑な形です。言葉でいうととても難しい形に思われますが、MAKIでは作りたい形の製作手順をその都度説明しながら作っていくので、説明通りの作業をして頂くだけで希望のデザインが完成します。

お客様が、どこをどのように削るかなどは考える必要はありませんのでご安心ください。

ワックスを使っての作業の開始です。S字型など歪んだ形を作る場合は、その歪み幅分のワックスを切り出し、形を削り出していきます。

ノコギリや、ヤスリなどは普段使わない道具なので使い方がわからないお客様もいらっしゃいます。

そのため、ヤスリの削り方のコツなど細かく説明しながら作業をして頂きます。

ワックスを削るコツを少しだけ説明します。要領は以下のようなことに気を付けます。

  • ワックスは柔らかいので強く押さえすぎると割れるので注意
  • ヤスリは押すときに削れるので引くときは力を入れない

主に上記の2つを気を付けて削っていきます。今回のデザインのようにS字型に削り出す場合は机との隙間が出来るので強く押さえると割れやすいので押さえて削らずに擦って削るように気を使います。

万が一、折れてしまったとしても熱で溶かして折れた部分をつなげることが出来るのでご安心ください。ですが、なるべくなら折れないように作業しましょう。

ワックス作業を始めて約2時間ほどかかりましたが指輪ワックスの原型が完成しました。S字型に歪んでおり、更にトップ部分の斜めのラインを境に捻じれたようなデザインです。作るのが難しそうに思うデザインでも、細かく指示させていただき、その通りに作業して頂ければ誰にでも作ることが出来ます。

また、要所で当工房の職人が仕上げをしながら作業しますので完成したワックスはプロが手作りした原型と遜色ないくらいの出来栄えになります。

完成したワックスを手に記念撮影です。MAKIではお客様の希望があれば、お客様の作業中の風景を写真や動画に収めて指輪の完成時にDVDに編集してプレゼントしています。

お二人の大切な思い出を記念として形にしてお持ち帰り頂きます。

プラチナ鋳造を経て完成したお二人の手作り結婚指輪がこちらです。

女性物の指輪にはトップの捻じれを境目に片方の面にだけダイヤモンドを3個埋め込みました。身に着けるとダイヤ無しの地金の光沢部分とのコントラストが美しいデザインです。また、アンシンメトリーなおしゃれなイメージになっています。

この度は大阪工房での指輪作りのご来店誠にありがとうございました!

末永く幸せにお過ごしください!

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