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結婚指輪にはマークや日本語彫刻!誕生石もOK

らせん模様の手作り結婚指輪

大阪北部よりご来店いただいたお客様のご紹介です。

MAKI大阪工房は来店に便利なJR大阪駅の梅田と呼ばれる場所に在ります。

そのため、神戸や京都、奈良など近隣からのお客様が多数ご来店いただいております。今回ご来店のお客様も大阪駅まで電車で20分程度の場所からご来店いただいております。

今回ご紹介のお客様が手作りして頂いた結婚指輪のデザインは表面にねじれた螺旋模様の結婚指輪です。

ワックスにラインを引く

デザインを決定するにあたり店頭の見本をいろいろご覧になりながら決めていきました。基本はストレート型のシンプルなデザインで良いと希望されていましたが、見本を見ているうちに少しオリジナリティを出したいという事で表面になにかしらの模様を入れることになりました。

結婚指輪の表面になにかデザインを入れる方法としては、ダイヤを留める、ラインを掘る、テクスチャを入れるなど色々ありますが、見本リングの中で斜めの溝が入り螺旋状に捻れたように見えるデザインがあり、このデザインを気に入っていただき決定いたしました。

ストレート型なので作りたい幅で切り取る基準線をワックスに引き、それに合わせてノコギリで切り取ります。

指輪の原型を手作りする大阪のお客様

ワックスは柔らかいのでノコギリで切るのは力は必要ありませんが、その反面まっすぐ切るのが難しく、切っていくうちに右や左に歪みやすいです。

切り落としてみると断面がガタガタになっていることが多いですが、柔らかいのでヤスリで削りやすく直ぐに平らに削ることが出来るのでご安心ください。

ノコギリで切る作業も、ヤスリがけする作業も少しコツが必要かもしれませんが、要所で当店の職人がきれいに仕上げをしながら作業を進めていきますので大丈夫です。

ワックスを削ってサイズを合わせる

意外と難しいのがワックスの穴の部分を削って指輪のサイズを合わせる作業です。リーマーという道具を使っての作業ですが、あまり知られていない道具なので使い方を知っている人はあまりおらず、ほとんどの方が初めて手に取る道具の様です。

力の入れ具合がわからなくて削った面がガタガタになることが多いです。削りすぎてサイズが大きくなりすぎると修正するのも難しくなりますので希望サイズよりも手前の小さいサイズまで削っていただき、仕上げて職人がサイズを合わせるようにさせていただいております。

表面のねじり模様についてもお客様に完全に仕上げてもらうのではなく、角を立てたり表面をツルッと仕上げるのは職人が行って仕上げます。

ワックスをプラチナ鋳造して仕上がった結婚指輪がこちらです。

レディスには斜めのデザインに合わせて表面にダイヤモンドを3個埋め込んでエレガントな雰囲気を出しています。

らせん模様の手作り結婚指輪

表面のデザインだけではなく、内側にも拘りの希望があり、プラチナで仕上げる際に当店で行いました。

その拘りが、内側に彫刻と、誕生石を入れたいという希望でした。

お二人ともに誕生月が1月でしたので双方ともに、1月の誕生石であるガーネットを埋め込んでいます。また、彫刻内容も英数字で入れることが多いですが、日本語の漢字で彫刻を入れています。

手作り結婚指輪の内側に日本語彫刻と誕生石

誕生石は有料になりますが、内側彫刻は無料で施しております。英数字、マーク、イラストなどお客様の手描き文字なども入れることが出来、すべて無料で行っております。

このようにちょっとした拘りをするだけでもオリジナルになり、二人にとって価値のある結婚指輪になります。

この度はご来店ありがとうございました!

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