手作りする手作り結婚指輪が大阪でも人気が出てきて、来店されるお客様が増えてきました。
MAKI大阪工房での結婚指輪手作りは、彫金製作とワックス製作の両方の製作方法が可能です。
今回ご紹介のお客様は大阪府南部方面からのご来店のカップル様です。お二人が選んだ結婚指輪の製作方法はワックスを使っての手作りです。
ワックスを使った手作り結婚指輪
とてもお喋り好きな彼女と、大人っぽい彼のカップル様で楽しく手作り作業をしていただけました。
ワックスはヤスリやスパチュラとう工具を使い、いろいろな形を作ることが出来ます。MAKI大阪工房では結婚指輪専門の工房ですが、結婚指輪に限らずペアリングとしての手作りや1本だけの製作にご来店でも承っております。
根本的にジュエリー製品はワックスで原型を作ってペンダントトップやピアスなどを鋳造して作るのが一般的な製造方法なので、ワックスで作れる形であればどのようなものでも貴金属製品を作ることが出来ます。
ですが、このようなジュエリー製品を初心者の人が作るのは難しく、MAKI大阪工房では基本指輪の手作りに限定させて頂いております。
指輪の形はチューブ状のワックスがあるので、切り取るだけでドーナツ状の指輪の形になります。この切り取ったワックスの内側や外側を削って適正な指輪の厚みや幅に削ることで簡単に指輪ワックス原型を作ることが出来ます。
ストレート型の指輪であれば最短で1時間もあれば完成させることが出来ます。今回のお客様はストレート型の指輪ワックス原型を作り、表面をランダムにヤスリで削って指輪の模様にしたデザインです。この場合でも約1時間半もあれば原型が完成します。
大阪府南部からお越しのお客様が手作りして完成した結婚指輪の原型がこちらです。
レディスとメンズで幅を違えたデザインに致しました。細身のデザインは小さな手の女性に良く似合い、幅の広いカジュアルなデザインは男性に良く似合います。
ワックスの状態ではプラチナになった雰囲気が想像できませんが、このワックスを鋳造して仕上げると見違えるように嫌いな指輪に仕上がります。
ランダムな表面がキラキラした結婚指輪完成
ワックス原型を作るのは初心者のお2人でも簡単に作ることが出来ますが、原型を鋳造して仕上げる工程はお2人には不可能なのでお店で変わってプラチナ鋳造して仕上げています。
手作りして頂いたワックス原型には細かいヤスリ跡が残っていましたが、表面をピカピカに磨いて仕上げてほしいというご希望でしたので削った跡や細かい傷等はきれいに研磨してピカピカに仕上げました。
細かいランダムな不規則な形の平面が並びます。写真ではわかりませんが指に着けて動かすと平面の光の反射がキラキラと輝きミラーボールのように光ります。
ワックスでは光り輝く様子は想像できませんでしたがプラチナで仕上げると指輪の美しさが際立って見えます。ストレート型の形は高級感もあるので満足のいく仕上がりになります。
プラチナは酸化も腐食もせず、金属アレルギーの反応もほぼ無いと言えるので結婚指輪にはふさわしい金属です。また、摩擦に強く、擦れてもすり減りにくいので長年身に着ける結婚指輪として最適な素材と言えます。
この度は結婚指輪の手作りに大阪市内のMAKI大阪工房までご来店誠にありがとうございました!